1428人が本棚に入れています
本棚に追加
「…ん…」
優希が目をあけると目の前には綺麗な顔が。
「あ…起きたようですね」
「は？」
優希はかなり混乱していた。
さっきは車に轢かれて体は痛み、全身赤く染まったと思っていたのだが自分の体のどこも痛まないし赤くも染まっていない。
それどころか目の前には着物…というか一般的には袴と呼ばれる服を着た美少年の顔がドアップで映っている。
(え？待って？このご時世に袴？まぁそれは百歩譲ったとしても私が庇った男の子ってこんな大きかったっけ？ていうか服装からして明らかにさっきと違うんですけど？)
優希の脳内ではクエスチョンマークが大量に浮かんでいる。
美少年のことはほって置くことにした←←
…が、少し冷静になり周囲を見渡しあることに気付いた
、
最初のコメントを投稿しよう！