時―バクマツジダイヘ―

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「どうせ異人だろう?ならば斬るのみ。」 「あーらら。野蛮なんですね♪しかも気が短い。最低だな~あと純日本人って言ったの聞こえなかったんですか?ていうか異人ってわかって斬るってことは攘夷派…長州ですかねぇ?」 ぼんやりしているようで意外に鋭い優希。 「おい。何一人でべらべらと喋ってやがる。女だろうと異人なら関係ねぇぞ。遠慮なくたたっ斬るからな。」 長州…だと思われる侍は苛々していて今にも斬りかかってきそうである 「そうこなくっちゃ♪女だって嘗めてもらっちゃこまるんで。だってあなたたち威勢がいいのは口だけで剣はもっぱら弱そうなんですもん♪」 明らかに優希は挑発していた。 「なんだと!?おいっ!!やるぞ!!」 そういうと剣を抜き、優希に襲い掛かってきた 、
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