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―――朝…時刻は6:00…その目覚まし時計はけたたましい音を鳴らす。
少女を起床させるため。
ジリリリリリッ!!
ジリリリリリッ!!
「ん…。」
少女は寝ぼけ眼[マナコ]でむくりと起き、目覚まし時計を止めようとする。
ジリリッ―ガスッ!!
「あ…また壊しちゃった…。」
よほどの馬鹿力なのか目覚まし時計は少女の手により無残にも粉砕した。
しかも"また"と言っているところを見ると初めてではないらしい。
「まぁいっか~また頑丈なの買ってこよ~」
どこまでも気楽な少女である。
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