コンドルとの出会い

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早くも第一障害をクリアした彼女は次々と障害をこなしていく。 第七障害これがクリアできればゴールは目前だ。 彼女は第七障害のキャバレティー(障害バーを地面に横にいくつか寝かせてバーをまたごす障害)に向かう。 なんとコンドルがキャバレティーの前で立ち往生してしまった。 「コンドルお願い行って。」 キャバレティーをまたごそうとしないコンドルは暴れ始めた。 『あんな乗り方じゃだめだ、ああゆう馬はもっと丁寧に乗らないと。』 何とかゴールを切ったがタイムオーバーに一反で減点七点 『次は僕の番だ、頼むぞコンドル。』 彼女と入れ代わり今度は僕がコンドルに騎乗した 先ほど暴れたばかりでまだ苛立っているコンドルをゆっくりなだめながら僕は準備運動をした。 僕の体も暖まり、いつでも最高の試合が出来る状態になった。 「さぁ僕等の番だよ、行こうコンドル。」 ……… <コース説明> 今回の障害はジムカーナと呼ばれる障害で。 初心者や馬の試合なれのためのコースで行われている。 まだニ歳のコンドルは暴れ馬という事もあり。 この時あまり障害を跳べなかったからである。
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