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夕方、レコーディングが終わり、自宅に帰った孝彦。
玄関に美和子の靴があるのに気が付いた。
「美和子?帰って来たのか?」孝彦はリビングに向かって叫んだ。
すると作業服を来た男が荷物を運び出した。
「ちょ…ちょっと…💦」孝彦は慌てた。
「あら、孝彦。お帰り」美和子が腕を組んで出迎えた。
「美和子、これは何だよ」孝彦は言った。
「私の荷物、実家に送って貰おうと思って」美和子は言った。
「お前な…」
「ああ…それ、丁寧に運んで頂戴ね」美和子は作業服の男に言った。
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