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「女の子に手を上げるなんてちょっと酷いんじゃないの?」
気がつけば孝彦は口走っていた。
「誰だ!」
孝彦は女を抱き抱えて洋服の砂を払った。
「大丈夫?」孝彦は女に優しく言った。
「あんた…O'zの…」男がビックリする。
「もっと優しくしようよ」孝彦は言う。
「あんたには関係ないだろ」男は言った。
「関係ないけどさ、女の子が暴力振るわれてたら放っておけないじゃん。警察行きたいの?」孝彦は言った。
男は舌打ちすると「じゃあな、小夜子…お前とはこれで終わりだ」と言って去って行った。
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