愛人との別れ
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レコーディングスタジオ ─ 「ドラム音をもうちょい太くしたいな。そこもう一回やってから終わりにしようか」孝彦はスタッフに細かい指示を出した。 稲葉は美姫とソファーに座って眺めた。 ラブラブモード全開だ。 時計の針が7時になった時にレコーディングは終了した。
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