小さき過ち。

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ある日を境に本格的に家に戻されました。 保育園の終わりくらいだったと思います。 父が怖くていつもびくびくしていました。 そのころには妹も少し大きくなり私にはあまり構わず妹優先な感じでした。 今でも思い出すのは居場所がなぃ影の存在な私でした。 妹を泣かしただけでよく殴られていたのも覚えている。 そのたび私がこうなったのばばぁちゃんのせいにされました。 私はあのときから父を憎んでいた。 『お父さん』と呼ぶようになったのも小学2年くらいだったと思います。 そのころ弟が生まれました。 弟も私と同じくばぁちゃんの家で暮らす日々でした。 私と同じ。 父が怖かったから。
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