No.1

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琉生side ひなちゃんごめんね♪ 『きみ~ジンのセフレだよね?ジンを【自分だけの物】にしたくない?』 いつも、ジンの隣には、ひなちゃんがいた。 青空みたいな瞳がジンを【特別】だといっていて。 笑顔は凄く可愛いくて… 照れた時耳が真っ赤になるのが可愛いくて… 涙を流す顔さえ可愛いくて… それは、すべてジンのもので。 羨ましかった。 あったかくて… 優しくて… 他人の痛みが分かる子…。 ジンが、ただ。 ただただ… 羨ましくて、いっそ… ジンになりたかった。 あの子が欲しかった…… 例えジンを裏切って、あの子を更に、傷つけると分かっていても―…。  
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