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美香は
『イタタ…』
と言いながら血をティッシュで拭いていた。
俺は『保健室で消毒してもらえ。』
美香は笑いながら
『いいよ!別にたいした事じゃないから!!』
俺は『傷口からばい菌が入ると化膿すっから消毒しろって!!俺もついてくから!!』
美香『わかった!わかった!それじゃ行こっか☆』
美香は無理して明るく言っているのが分かった。
俺は疑問に思っていた
(美香は本当に彼氏を奪ったのか?)
そして保健室で手当てしてもらって顔中にバンソーコだらけの美香を見て
少し吹き出した
美香は顔を赤くして
『ちょっ何笑ってんのよ!!』
俺はニヤニヤしながら
『べっつに~~』
といって先を歩いた。
美香は
『あたしも好きでしてる訳じゃないんだからね!!』
俺は
『分かってるよ!!!
てかさ…………』
俺はいうか言うまいか迷った…
美香は不思議そうな顔して『何?』
と聞き返してくる。
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