はじまり

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俺は下をうつむいて 『あのさ……本当なのか?』 美香は 『あたしが彼氏を奪ったて事…?』 俺は少し間をあけて 『あぁ…そうだ… けど俺はお前がそんな事したとは思えない…』 美香は笑って 『あたしが人の彼氏なんか奪う訳ないじゃない!!! てか正確にいうと付き合ってないし!!』 俺はポカンとした顔で 『へっ?…どおいう事?』 美香は周りに誰もいないか確認して 俺に顔を近付けてきた。 俺は思わず後退りしてしまった。 美香は『何やってんのよ!!!大きい声じゃ言えないの!!!早くこっちきて!』 (そんな事言ったって…) 俺は美香の事が好きだ。 可愛い事もあるがあの明るい性格俺は大好きだった。 俺は顔を赤くして 『あっすまん…』 美香は微笑しながら 『顔赤くなってんぞ』 俺は慌てて 『ち、ちげーよ!! てか早く教えろよ!!』 美香は嬉しそうに 『またまた~照れちゃって☆ そしたら耳かして』 俺は心臓をドキドキさせながら 『あ、あぁ…分かったよ』 俺は美香に耳を貸し 美香が囁いた
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