初めての森

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そうして一悶着がありながら、勇者の服を複数買い、四人で領主の下を訪れる。 貴族が殺されたせいか、屋敷はバタバタしていたが、この件はカイトとリーナしか知らない。 勇者と魔法使いは、何かあったのかなと疑問に思っていて、四人は領主に合って報酬の件を話し合う。 結果、証拠が無いために今夜調査することになったが、依頼は討伐だったために無効となった。 領主は表情には出してないものの、貴族が死んでこの忙しいときに、と思いつつの応対であり。 三人の目は騙せても、カイトの目は騙せず、迷惑そうだったなと思いながら、領主の屋敷を後にする。 その後、これからどうするかの話し合いとなり、持ち物に不足は無いため、このまま旅を再開する。 宿代は事前に払ってあるので、町を出て次の場所へと歩き出し、冒頭に戻る。 その間に、リーナが持っているメイスに二人が気づき、それはどうしたのかと尋ねていた。 リーナがカイトを見ると、カイトが首を振ったため、二人に問いかけにあやふやに返した。 魔法使いは不服ながらも、深くは聞かないようにしたよう、勇者はしつこく何度か尋ねていた。
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