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「そうだよ。いつもより元気がないよ。何かあったの?」と俺は問うと少女は答えた。
「ちょっと…ね。」と。俺はその言葉が気になった。それと同時に心配になった。そして、俺は決意を固め言った。
「俺で良かったら話してくれないかい?」すると少女は、コクリとうなずいた。
少女は、すべてを話してくれた。俺はその話し聞いているうちに自然と涙が溢れてきていた。
でも、少女はそんな事はおかまいなしで話しを続けた。
五分、十分と、どんどん時間が過ぎて行く。
それでも、少女の話しは続いた。少女は無我夢中で話していた。
どの位その話しを少女は話し、どの位その話しを聞いていたのかは俺には分からない。
多分、少女にも分からないだろう。まぁ、そんな事はどうでもいいが…。
俺は、その少女にで会って初めて『命の尊さ』、そして『夢のすごさ』を知ったと思う。
この町にいるのは、少女以外いないという事がこの話しを通して分かった。
その理由は…。一つ目は、この町は少女が築ききあげたという事。
そして二つ目は、この町に来れるのは少女が俺の世界で気に入った人のみしか来れない事。
この二つの理由から、俺はこの少女に気に入れられたため俺はこの『不思議な夢の中』の町にいるのだ。
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