欲喰い

7/7
36人が本棚に入れています
本棚に追加
/132ページ
「ごめん…」 心の中で呟きながらさくらの「俺ともっと一緒いたい」という欲を【喰べた】。 _____ さくらは何事もなかったかのように急いで部屋をでていった。 「また明日ね~」 窓の外からそう叫んでいたのが聞こえたが返事も返す気力もないくらい疲れていた。 「欲を【喰った】後の反動は大きいな…」 ベッドに倒れこんで貪るように眠りについた。
/132ページ

最初のコメントを投稿しよう!