プロローグ

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  ユア 「いらっしゃいませ、お客様」 喜一 「あの、ここってどんなお店ですか?」 ユア 「ここは色々なお話を見るお店でございますよ」 喜一 「へぇ、映画みたいな感じ?」 ユア 「似たような感じでございますね」 喜一 「じゃあ、どんな話があるの?」 ユア 「一つ目は『姉を愛した妹のお話』、二つ目は『ストーカーのお話』、三つ目は『異常な性癖を持った男のお話』、四つ目は『死にたがりな女のお話』 さあ、どのお話に致します?」 喜一 「狂った話が多いんだな…」 ユア 「こちらではお客様に合ったお話を提供させていただいております」 喜一 「じゃあ、最初の『姉を愛した妹の話』から見てみたいな。 そっからどんどん進めて」 ユア 「『姉を愛した妹のお話』でございますね、かしこまりました。 では、ご案内致します」 ユア(心) 「ふふっ、このお客様も狂気に捕らわれてしまうのでしょうかね」  
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