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ケーキを食べながら、彩奈は一部始終を葉子に話した。
「うそ~。藤堂先輩と話したの?羨ましい~。」
「羨ましいって。葉子、彼氏に怒られるよ。」
実は葉子は幼なじみの彼氏が他校にいる。
「それとこれとは別よ。藤堂先輩は芸能人みたいなものなんだから。愛してるのはたっ君だけ❤」
「はいはい。ごちそうさま。」
「でも、偽名って不味いんじゃない?」
「大丈夫でしょ?この先会うこともないんだから、学年違うし。」
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