夢の中

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「はぁ。ここは一体何処なんだろう。」 私はお花畑でさ迷っていた。なぜこんな所にいるのかさっぱり見当がつかない。 「ケーキ食べたい。」 独り言を呟くと、突然ケーキが大量に現れた。 「おぉ。すごい⤴⤴。」 テンションが上がり、ケーキを食べていると、見たことのある人が近づいてきた。 「お祖父様?」 五年前に他界した祖父がいた。祖父は彩奈を可愛がり、溺愛していた。 「あや。相変わらずだね。いつまでここにいるんだい?帰りを待ってる人がいるよ?」 「お祖父様。私ここが何処なのか解らないんです。帰りかたも。」 「ここは夢の中かな?帰り方は、今一番会いたい人を思ってごらん?きっとその人が導いてくれるから。」 「一番会いたい人・・・。」
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