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「よっしゃギリだな」
タクシーのおじさんが気を遣ってくれ、なんとか遅刻はまぬがれた。
とりあえず店長に挨拶をし
予約の時間まで待機室で待つ為に待機に入る。
こんな早い時間なのに
女の子が十人以上はいる。
あたしも新人期間が終わったらこうなってまうんやろか…
少しブルーになりながら席を確保し座る。
(今日は忙しくなりませんように)
仕事は仕事。
でも好きでもない人に体をいじくられる商売。
稼ぎたいとゆう願いもあるがやはり客につきたくないって願いの方が大きく毎日願っていた。
予約の時間になり
待機室を後にする。
初っぱなの予約は松村さん
初めてあたしをリピートしてくれたお客さん。
とても優しく悪い人ではない。
まあ全然楽な方だ。
特に何もなく客と90分を共に過ごしホテルを後にする。
間髪あけずに次の予約。
新人キラーと呼ばれる彼は店の常連さん。
機嫌を悪くさせないように頑張ってね。と言われ
機嫌を悪くさせないように
75分を共にしこちらも特になにもなく一緒にホテルを出た。
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