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思わず悲鳴を漏らしそうになったのを何とか我慢した。
呼吸を整えながら自分が震えている事に気がつく。
女のナチュラルメイクが妙に生気がないように感じさせて不気味だった。
あのゴミ袋……。
まさか……まさか直美ちゃん……?
頭に想像したくないのに直美ちゃんの無惨な姿が次々と浮かんでは消えた。
警察に……。
いや、まだ決まったわけじゃない……。
確かめないと……!
私は覚悟を決めて淡いピンクのカーディガンを羽織って部屋を出た。
恐怖は確かにあった。
それよりも女を止めなければという気持ちが勝っていた。
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