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少し偏見が酷いな、等と考え、それをはぐる。別に捨てようと思った訳では無い。返そうと思ったのだ。
これを考えさせた、風と木々と一葉に。
そして、それを指で挟み、静かに放した。先程の葉より下手な舞を舞う。
そろそろかな……。
時刻を確認して、歩き出す。目指すはゲーム。
何がしたいかも決まっていた。
あとは、買うだけ。
目と鼻の先にある店に入り、目当ての品を探す。中々にたくさんの物を取り扱っている為、見付けるのには苦労する。が、それも一つの楽しみ、と割り切った。
お、これいいな…。
違う物を手にしては、いけないと頭を振る。
この時はまだ、俺は気付いて居なかった。
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