名もない国の名もないストーリー。

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    ここしばらく 鉄の鉛が我が物顔で町中を走りまわる音しか響かない       歌唄いの鳥も 綺麗な歌声では今は歌ってくれない       ここしばらく 錆びた鉄の塊同士が 風を斬ってすれ違う音しか響かない       花を咲かせた 笑顔達は今はどこにもない
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