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で…
微妙な空気の中新入りが自己紹介を始めた
名前は
文立樹(ぶん りっき)
韓国籍
罪名は
覚せい剤
元々
炊場工場に配役されたけど訳あって作業拒否
懲罰を経て1工場
柿
『何で炊場飛んでん』
文
『いや~
回りの人間と反り合わんかったので』
こ~ゆ~言い回しの場合
間違いなくイジメにあったパターンやな
馬
『まぁ飛んだ理由はど~でもえぇけど
この房に来た以上ここの守りには従ってもらうど』
文
『はい
例えばどんな決まりですか?』
柿
『新入りはトイレで寝る決まりや』
文
『はぁ!?
寝れませんやん!!』
柿
『何が
はぁ!?
やねん!
反抗すんのかい』
文
『だってトイレでしょ?
横になれないでしょ?』
森本
『まぁ~それは冗談やけど
お前のその言い方とか直した方がえぇな~』
文
『言い方?ですか?』
柿
『いちいち質問してくなや!
反抗してるよ~にしか取れへんのじゃ』
文
『質問と反抗は違うでしょ~!笑』
この言葉がキッカケとなり柿花さんが立ち上がり
バコ~ン!!
拳で
文の頭を一降り
ほら…
言わんこっちゃない
と言うか…
娑婆では考えられん
しょ~もないキッカケやねんけどな~
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