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「みなさん、はじめまして坂井由香と申します。ちょっと、ドジな所がありますけどよろしくお願いします」
と言って彼女はお辞儀をした
「よし！じゃあ、席はどこが良いかなぁ…じゃあ、一番後ろの座ってくれるか？」
担任の言う通りに、彼女は後ろの席へと向かった
俺の席は彼女の席から二つ離れていた
（隣の席っていう、ベタなシチュエーションは無いか…）
なんて思っていると
「それじゃあ、後は好きにして良いぞ」
担任のその声と同時に、女子は坂井由香の元へと集まりはじめた
「ねぇ、どっから来たの？」
と一人の女子が聞き
「彼氏とかいるの？」
とまた一人の女子が聞いた
「どんな音楽聴くの？」
などといった質問責めに彼女はあっていた
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