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君はまた
逃げられると思って
いるのだろう?
でも逃がさない
君の知っている僕は
一匹の大きな蟷螂
今は違う
君が教えてくれたのだ
ほら僕の
膨張した肉は
破裂と同時に
その肉片は
それぞれ
小さな蟷螂に
お前の吐き出す
全ての蛆と蠅を
食い尽くす為に
これは
愛と言うものかもね
肉が落ちて
残った僕の骨に
蟷螂の鎌が生えているだろう?
お前を捕まえて
喰らう為だ
サァ、捕まえた
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