第1章

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舞「はよー!美紀!うぁ!めっちゃ眠そうだね」 美「はよ。すっごいねみぃ…」 昨日夜遅くまでどこでバイトするか考えてたしな… 結局決まらなかったし… 舞「なんかしてたの?」 美「ん。バイト探してた…」 舞「見つかったの?」 舞は机に鞄を置きながらこっちをみる。 美「んーん…」 舞「近くにあるコンビニとかは??」 美「あー!コンビニかぁー!いいかもなぁー!」 そうだ!あそこにしよ!! 舞「もし受かったら言ってねー!行くから!!」 楽しそうに言う舞 美「まぁー受かったらなー」 帰ったら電話しよ! キャァーーー あ…もうこんな時間か… 黄色い声を聞いてそろそろ村川がくる チャイムがなる いつもの流れ 優「皆さんおはようございます」 キャーーー! 耳割れる… 挨拶してドアを開けただけだろー… 女の子好きだけど… この声は嫌いだ 舞「おはよー!」 優「おはようございます。井上さん」 私は机とにらめっこ中。 とにかく… ねみぃ…よ… 授業中寝たら亮にシバかれそうだしな… 「……き!」 「……?!」 机をバンと叩かれビックリして顔をあげる 舞「もぉ!村川君が挨拶してくれてるよ?」 舞…私眠いんです… ちょっとだけでも寝かしてほしかった… 優「疲れてるんですか?」 美「べつに」 眠たいやら… イライラやらで… ちょー素っ気ない返事 美「…?!」 村川越しの舞の顔がやばい… (八つ当たりしないの!) って今にも怒って私の方にきそうだ…… こえぇええ…!! 優「ん?どうしたんですか?」 美「い、いや…べつになにも…」 「席つけー!」 先生の声が教室に響く 。
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