アキラ編 第一章 宇宙(そら)の風

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「ナタリア中尉、危ないです!」 そう叫びながらレニーが駆るベルデドスがサブマシンガンを敵モビロイドに向かって撃ちまくる。敵モビロイドもそれに気づきアサルトライフルの銃口をレニーに向けるも一足遅く、ブレイバーのコクピットが蜂の巣と化し、赤い液体と機体内の酸素とともに宇宙にあふれ出た。レニーはナタリアに通信をした。  「ナタリア中尉殿。お怪我はありませんか?」 心配そうに通信したレニーにナタリアは少し頬を赤く染めそう怒鳴り返しす。  「別にお前がやらんでも、あたしにも撃ち落せたよ!」  「す、すいませんでしたナタリア中尉」 レニーは困惑したような声でそう返事をした。
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