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受け取った携帯のメールボックスを緊張しながら開いた。
受信メールは残っていて、未送信メールは届いてなかった。
携帯を返したら、智恵美は｢伸明は…｣と悲しそうに声を詰まらせた。
｢ん？どうした？智恵美｣
｢伸明は…私を疑わないの？私だけ死んでないのに｣
｢疑ってないよ。こんなことする奴じゃないの俺が１番分かってるから。だって智恵美だもん！｣
智恵美を疑ってるのに嘘をついた。
｢こんな醜い姿になっても私を…｣
｢信じてるし、大好き！｣
そう言い残し、伸明は会議室前にあるホワイトボードに向かっていき、
【お】【れ】【達】【を】【な】【１】【子】
と書いた。
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