命令3

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大笑いしている真美と美咲に聞きたいことがあったから話し掛けた。 「真美さぁ秀樹と仲がいいじゃん。昨日の夜から今日にかけて秀樹から連絡無かった?」 まだ笑いから醒めないのか笑いながら応えてくる。 「あったわよ!10時ぐらいにパチンコで勝ったって自慢してきた」 -チィ!勝ちやがったのか- 「10時?その後は?」 「無かったよ」 「そうかぁ。俺は昨日12時過ぎに電話したんだけど出なかった。折り返しの電話もないんだ」 「だから?」 冷たく言い放つ真美に対して聞き返した。 「真美は気にならないのか?秀樹と里美が首吊りの刑ってメールが届いてただろ?例えば……王様メールを送っている誰かが秀樹や里美に悪戯するとかぁさぁ」 「あぁ~全く気にしてなかった!それより大輔と美咲のエッチの方が気になって」 -頭の中はエッチ一本かよ- 「そうかぁ。ありがとう」 自分の席に戻った。 大輔と美咲の周りに大勢の人が集まっていてた。 表情を見たら何の話をしてるか、予想はついた。
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