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季節は夏
まだ顔を出したばかりの太陽は走っているボクたちの背中を照らし
地面には長い影が差します
通学路にはもう生徒の姿は見えず軽く絶望感が…
遊樹「もうっ、二葉がゆっくり食べてるからぁ」
二葉「うるさいっ、諦めたらそこで試合終了よ」
あなたに言われても…
なんて言えない
絶対に言えないよ
でもさすがネコだなぁ
ボクと同じスピードで走ってるのに息切れもしてないや
野生の力はすごいなぁ
…着いた…
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