つぎのつぎのはなし

4/4
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
「そういえば、その刀にも精霊が憑いてたな。たしか桜花だったか。デモンシールなんかで封印する・・・・・?。デモンシール?お前、あれを持ち出したのか?」「校長室から失敬しました。ステルスリングがあったから、かなりすんなりとゲットできましたよ。戦争が終わり次第返しに行ってきますけどね。」「当たり前だ馬鹿者が。お前戦士になるよりか潜入兵になった方が良かったんじゃないのか?校長室のセキュリティーはあの当時でも帝国最高の・・・まあいい。今は状況が状況だしな。追求は帰ってからするとしよう。」「帰ってからって先生?3時間とゆう話は何処へ?」「ふん、お前たちが持ってきた装備一式見て気が変わった、これだけあるなら3時間どころか3日は耐えていられる。ただし、私は1日しか戦わないからな。お前らが撤退したのがわかったら、即時に撤収して、そっちに合流する。」「あのーお話はもうよろしいでしょうか?」気が付くとテントの入口にギルモアが立っていた。「あー。すまんな会議はまとまったのか?」「はい。とりあえずはひと段落つきました。後は隊長がまとめて〆です。」「わかった。すみません先生。そうゆう事なんで、ちょっくら行ってきます。聖魔両断刀は置いてきますんで、桜花とサクラとでも話してて下さい。待ち合わせの場所は後で兵に伝えさせましょう。じゃあサクラ、桜花、話するのもいいが、バッツの治療もなるべく早く頼むわ。」「わかりました。サクサク始末、いえ治療しておきますので、そっちもとっとと終わらせて、この状況がうまく解決出来る様にして下さいね。」「はいよ。じゃあ行くかギルモア。」「はい。サクサク終わらせてとっとと脱出しましょう。」 互いに頷いてテントから出たのでした。
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!