最後の少し前のおはなし
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所々で悲鳴がきこえる。ソレはまるで壊れた楽器で奏でる音の様。此処は何処にでもある平和な村だった。のどかで、村民は貧乏だけど気が良い人達で、敗残兵である私達も心良く受け入れてくれた。みんなで生きて行ける筈だった。彼奴らがやってくるまでは。
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