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そして、気づいてしまった。
部屋に自分以外の生き物の気配がする事に。
何故灯りがついているの?
電気消した筈なのに。
何故ドアが少し開いてるの?
鍵閉めた筈なのに。
恐怖で声が出ない。
やがて、夢の中でも聞こえた声がベッドの下からも聞こえ始めた。
その声は微かに聞こえたのに、夢と同じように桃の方に近づいてくる。
桃の鼓動は早くなり、頭の中の警告を告げるアラームも鳴る。
ふと声が止まった。
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