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一条 蘭子
『テメェ……誰に口聞いてんだあぁ……』
一条蘭子は床に這いつくばる女の髪を掴み言った…
『テメェなんか…彼氏に頼んで、犯してその後…殺してもらうかんな!』
グイッ!
蘭子は髪を掴み引き上げた……
『連れて来いやぁ…その…バカ男を…』
シュボッ…
『ギャアァァァァァ・・!』
女の髪の毛が蘭子のライターの火に引火して燃え盛った!
『フフッ……フハハハハ!』
周りの誰もが蘭子の狂犬ぶりに怯んだ…
『私立…鏡学園……一年、一条蘭子だぁ……何人でも連れて来いやぁ…』
ここはネオ東京24区最悪の…鏡区……
鏡区の一番の繁華街…春町…通称ヘルシティが蘭子達の遊び場所だった…
『ねぇ…蘭子、もう鏡区にはウチらに逆らう奴ら居ないよね……足立とか攻めてみない?』
蘭子はミハルを睨んだ…
『まだ無理だ……あそこには……高階さくらが居る…普段おとなしいらしいが…一旦キレたら手が付けられねぇらしいぜ…』
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