一条 蘭子

1/8
117人が本棚に入れています
本棚に追加
/56ページ

一条 蘭子

『テメェ……誰に口聞いてんだあぁ……』 一条蘭子は床に這いつくばる女の髪を掴み言った… 『テメェなんか…彼氏に頼んで、犯してその後…殺してもらうかんな!』 グイッ! 蘭子は髪を掴み引き上げた…… 『連れて来いやぁ…その…バカ男を…』 シュボッ… 『ギャアァァァァァ・・!』 女の髪の毛が蘭子のライターの火に引火して燃え盛った! 『フフッ……フハハハハ!』 周りの誰もが蘭子の狂犬ぶりに怯んだ… 『私立…鏡学園……一年、一条蘭子だぁ……何人でも連れて来いやぁ…』 ここはネオ東京24区最悪の…鏡区…… 鏡区の一番の繁華街…春町…通称ヘルシティが蘭子達の遊び場所だった… 『ねぇ…蘭子、もう鏡区にはウチらに逆らう奴ら居ないよね……足立とか攻めてみない?』 蘭子はミハルを睨んだ… 『まだ無理だ……あそこには……高階さくらが居る…普段おとなしいらしいが…一旦キレたら手が付けられねぇらしいぜ…』
/56ページ

最初のコメントを投稿しよう!