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ザッ、ザッ、ザッ…… 乾いた大地を蹴って、その青年は駆けぬける。 青年の名はクロス・ウィード……この大陸の人間としては珍しい、黒髪黒眼の男である。 おそらく、まだ十七、八の歳であるだろうが、その顔付きには年齢と不相応な精悍さが垣間見られる。 少しキツイ目付きをした彼の瞳は、何か強い意志が秘められているようにも見え、それがまた印象的でもあった。
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