悠の仕事~夜編

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扉を開けると すぐ右側にクローゼットがある お客様専用のクローゼット。 一歩奥 右側にレジカウンター カウンターの端にタイムカードがある。 ホステスの数は アルバイトを含め 常に25人はキープしている。 平日は18人~20人のホステスが出勤する 週末はそれ以上出勤するのだ レジカウンターの奥に ホステス専用のクローゼットがある。 大体4畳半くらいの広さの中には ドレスやスーツが30着ほど吊るされていて 一日五百円で貸出ししてくれる。 それと、姿鏡とロッカー ロッカーは レギュラー出勤のホステスのみ使用出来るが 数が少ないので 仲のいいホステスは共同で使う。 悠のロッカーはNo.1と決まっていた。 決まっていたというより 悠以外のホステスには使わせない。 鍵は常に悠が持っているから 使えないのだ。 悠は特別待遇だ。 何故なら………… ママの一番のお気に入りホステスだから😌 貸出し用の洋服も お店に出す前に ママの自宅に呼ばれ 気に入った洋服をただで貰う。 美容院に髪をセットしに行く時は セット代の半額は会社が負担してくれる。 だけど、それが悠の人生を地獄に追いやる事になるなんて…………
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