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本当は泣きたい
でも、彼を困らせるだけ…
それだけはしたくない
だから、私は今無表情ってやつだ
「……どれくらいなの………?」
「1年は向こうにいると思う」
「そっか」
「相談もしないでごめんね…
でも、夢は諦めたくなかった」
「…うん…」
「自分勝手だってわかってる…
本当にごめんなさい…」
私は彼の顔すら見れなかった
多分、これが最後だろう
もう会うこともないだろう
それぞれの道を歩んで行く
だからこそ
私は下を向いていた
目があったらきっと
泣いてしまうだろうから…
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