第2話 覚醒

2/12
前へ
/39ページ
次へ
もう9月も終わりを迎えようかという、ある日の出来事。 今日子と揚子が2人して学校へ向かっている。 「セミって、こんな時期まで鳴いてたっけ?」 ふと今日子が呟く。 「あ~、朝早くから夜中まで鳴いてる時もあるよね。温暖化が進んでるって実感しちゃうよねぇ・・・。」 揚子がしみじみと返す。 こんな時事ネタを交えつつ、他愛も無い会話をしながら学校へ向かう。 歩きながら会話をし、だんだんと脳が起きてくる。 このような感じで、いつもと何ら変わりのない1日の始まりだった。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加