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お腹すいたなぁ
そういえば朝から何も食べてなかったなぁ
「お母さん。コンビニかスーパー寄ってくれない?パン食べたい」
「辛くても食欲はあるのね」
なんか言い方が冷たいな…
「そりゃ少しはとっとかないと…」
「冗談よ」
冗談て…こんな状態だと中々こたえる
「なんかいつもの元気ないみたいだけど大丈夫なの?」
「大丈夫…じゃないかも。喉痛い」
「とりあえず病院行ってそこで朝食買いましょ」
仕方ないか…
「はーい」
~♪~♪
メールだ…誰だろこんな時間に
携帯を開いてみる
理絵からだ
わざわざメールしてきてくれるなんて…
大丈夫だよ、と
返信完了ー!
「到着ー。はい、降りなさい」
いつ見てもおっきな病院…
「ここっていつからあるの?」
「さぁ?でも私が子供の時からあったからけっこう昔に建てられたんじゃないかしら?」
そーなんだ…
病院もおっきいけどあの桜の木もおっきいなぁ
あの前の病室の人綺麗な桜見えるんだろうなぁ~
ま、私には縁のないことだろうけどっ!
そんな重い病気今までしたときないしね
ウィーン…
自動ドアが開く
あーすっごい病院っぽい匂いする…
なんかこの匂いかぐと不安になるなぁ
「じゃあ今から受付行ってくるからこれで何か買ってきなさい」
「分かった」
何買おっかなぁ~
紅茶とか売ってるかなぁ?
なんか病院って品物少なそうなイメージあるんだよねぇ
あ、お店あった。
パンは…玉子サンドでいっか
あ、コーヒー牛乳あるー。なんか久しぶりにビン見た気がする…これにしよっ!
「今受付済まして来たから…とりあえず内科のところに行くわよ」
「風邪って内科に行くもんなの?」
「西浦さーん。次どうぞー」
看護婦さんの大きな声で私は呼ばれた
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