お星さま。1
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男の子は どうしたものかと しばらくオロオロしていましたが,お姫様を優しく抱き上げました。 「大丈夫だよ。僕がお家まで連れて行ってあげる。だから泣かないで。」 と笑顔で言って,黒い翼をバッと広げ 空高く舞い上がりました。
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