謹慎

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今のグループともだいぶ仲良くなり、平倉とは各時間の休み時間には先生にバレない所でタバコを吸い、他のみんなとは授業中に少しだけどトランプでお金を賭けて遊んでいた。 そんなある日問題が起きた。 仲間割れが出来たのだ。 そんな事知らなかった俺は、奥、ウノ、平倉といつものようにトランプで遊んでた。 青木と本城は少し離れた所で話している。 いつもとあまり変わらない状況なのだが放課後、ウノと奥が本城に呼び出された。 呼び出した目的はどうやら俺のようだった。 本城はまずウノと2人っきりになり、 「修っち最近調子乗りようね。」 「……」 「ウノは修と俺、どっちにつくん?」 「…修。」 「…ふぅん。」 その瞬間、 ーバシッ!ー 本城の拳がウノの頬に当たる。 蹴りやパンチは休む事無く5分ほどウノの体に当たり続けた。 気が済んだのか次は奥を呼び出し同じ質問をする。 「修と俺、どっちにつくん?」 「…俺も修…ばい。」 「…そっか。」 奥には何もせずそのまま帰って行った。 それが金曜日の事。 その日に奥から本城がやった事を全部聞いた俺はブチ切れた。 そして月曜日… 朝教室に入るといつもならいる時間なのに本城がいない。
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