謹慎

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ー火曜日の朝ー 昨日と同じ時間に教室に入ると本城が青木と話していた。 俺は鞄を自分の机に向かって投げながら、 「あれぇ?不登校君が何で学校きちょん?」 嫌みらしく言い、喧嘩を売る。 「あ?何がいいたいん。」 本城もそれを買う。 「お前の顔見よったらムカついてくるんよぉ。だけ、学校来んで♪」 本城の顔まで自分の顔を近づけ微笑みながら言う。 「……」 「おい、黙んなや。もう学校くんなや?」 「…お前と話すだけ時間の無駄。」 (ぷっちぃん…) また我慢の限界に来た俺は昨日の担任との約束を思い出す前に足が出ていた。 実を言うと、昨日の放課後、本城がやった事をみんなで先生に言いに言ったのだ。 俺は反対だった。案の定担任から“お前は手を出すな”と釘を刺された… 話しを戻すとしよう。 倒れた本城の胸ぐらをつかみ、 「お前ウノになんしたんか?のちゃ!」 本城を馬乗りしようとした時、 「落ち着けちゃ。」 後ろから友達に抱きつかれる。 そこで喧嘩は終わったのだが、イライラが治まらない俺は近くにあった椅子を本城に投げつけた。 その日の放課後今度は本城が担任に俺の事をチクった。 俺はその日に坊主にされ、次の日…謹慎になった…
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