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「ま…い?」
(どう…なっちょん?)
頭が真っ白になっていた。
「ま、舞~!ハヤ~!」
道路に横たわる舞の側にダッシュで駆け寄った。
「おい。目を開けろよ、まだ夕方ばい?寝るのは早過ぎ…だよ…」
舞は横たわったままだ
「救…急車。誰か救急車を!早く呼べよ!…早く!救急車ぁ~!」
俺は狂ったように叫びながらその場で泣き崩れた。
舞とハヤは打ち所が悪かったらしくほぼ即死だった…
俺は通夜の時も葬式の時も泣き止まなかった。
涙が出なくなっても泣き続けた。
神様。
運命ってあなたが
決めるんでしょ?
何でこんな
悲しい運命なんか
作るんだよ…
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