辛い記憶

2/5
前へ
/80ページ
次へ
『ちいちゃんはすきなこいるの?』 智香は恥ずかしそうに両手で口元を隠しながら笑った。 可愛い…と思った。 こいつが自分のこと好きだと言ってくれたらどんなに幸せだろう… こいつさえ手に入れば、他に何もいらなかったのに――‐…
/80ページ

最初のコメントを投稿しよう!

90人が本棚に入れています
本棚に追加