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ここは、天国。
死んで、転生を待つ間にいる場所。
毎日、いろんな人がここに来ます。
それだけ、世界は平和じゃないってことなんだけど…。
僕は、ここで郵便配達をして、日々を過ごしている、ココです。
僕って言っても、女の子なんだよ。
ん??なんで、今時携帯のメールじゃないのかって??
天国は、電話なんて無いです。
それに、時間も。
だから、携帯なんて無いです。
じゃあ、なんで郵便がいるのかって??
それは、これからわかりますよ。
「ただいま~!!」
ココは、元気よく扉を開いた。
扉を開いた場所は、郵便局の事務室だった。
みんな忙しそうに、動いている。
「おかえり~ココ」
気の抜けそうな声で、ココを迎えたのは、ココの仕事仲間、ミリだ。
ミリは、手を振ってココを呼んだ。
「今日の手紙は~…、ど~だったの~…??」
「今日は、いつもより少なかったよ。パパーッと配って来ちゃった。」
ココは帰還書類をミリから、手渡されて、書きながら話した。
「そっか~…。じゃあ~…、この後ど~するの~…??」
ココは、書類を書き終わり、ミリに渡した。
「これから、帰って休もうと思うよ。じゃあまた来るから」
そう言って、カウンターから離れた。
「そっかぁ~…、じゃあまたね~…」
そう言っていた、ミリを背中に、ココは、郵便局の事務室をでた。
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