‐突然すぎたプロローグ‐

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   ~回想なんてすると思ったの? バカなの? 死ぬの?~ 「ん~……あれぇ……?」  某月某日、埼玉県の某所。麗らかな日差しを浴びつつ、手元の地図と睨めっこする男が一人。  とか三人称で語りつつ、実は自分の事なんデスけどね!←  ここで一つ自己紹介をば。  自分の名は『ヴェルスング』と申しマス。因みに熊本在住。どうぞよしなに。  まあ、ハンドルネームなんデスが← 「ひょっとして……いや、ひょっとしなくても迷った?」  確かに自分は方向オンチだと自覚はしてたけど、まさか地図を見ても駄目だとは……! 「いや待て自分。迷ったと決め付けるのはあまりにも早計……そう、それこそが孔明の罠……!」  誰だよ孔明、というツッコミはなしでお願いシマス←  というか、そうでも思い込まないとやってられないデスwww  ただでさえ、さっきから道行く人々に奇異の目で見られてるのにwww  ……まあ、内心でテンションを上げても事態が変わる訳もなく、むしろ虚しくなるだけでありマシタとさorz  さて、気を取り直して。  こんな方向オンチな自分が何故熊本でなく埼玉にいるのかと言うと、とある人物に会う為だったり。  その人物の名は『蒼夢』。  こちらもまたハンドルネームで、通称『幼女サン』。自他共に認めるsakuyerなお方。  sakuyerの意味は、『東方血槍走』を読めば分かりマス←  べ、別に説明が面倒とか、宣伝なんかじゃ(ry  ……閑話休題。  ハンドルネームという事からご理解戴けると思いマスが、リアルでの知り合いではありマセン。  現代の情報社会が構成した新たな世界――要するにネットの友人デスね。
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