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「おはよう…」
俺は、小さくボソッと言うと、すぐに席に着いた。
クラスの皆はびっくりしてた。
だけど、俺は無視した。それが一番だ。
気にしたら、損、損。
「吉田!!朝から暗いなぁ!!」
笑いながら、私に近付いた。
「沢田さんは、明るいね。」
「オイは、いつもこんなだ。」
「そうなんだ。……髪型変えた?」
「いィだろぉ~!前は、ロン毛だったから、うっとおしかったからさ。バッサリとね。」
「今の方が、かわいいね。」
「だろォ~^O^……誰イメージしたと思う!?」
「……誰だろ?」
「へへッ!!聞いて驚くぞ!!」
彼女は、ニカッと笑った。
彼女の笑顔は、痛いほど美しい。
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