ゼンマイ仕掛けの
2/7
読書設定
目次
前へ
/
29ページ
次へ
――リィーン、ゴォーン 夕暮れが街をオレンジ色に染める中、 街中に鐘の音が鳴り響く。 途端に人々は等しく帰途につき始めた。 一人の男を除いて。 街の中心に大きくそびえ立つ時計塔は街のシンボルだった。 そしてゼンマイで動く時計は五時になると備え付けの鐘を鳴らす。 その音色は人々にとって仕事の終わりの合図だった。 一人の例外を除いて。
/
29ページ
最初のコメントを投稿しよう!
8人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
22(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!