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「あっすまん…嬉しすぎて」
Dは抱き締めていたKを離したくはなかったが
しぶしぶ離れた
離れたのを確認すると
Kは言葉を発した
「急にどうしたの?」
「ずっと会えなかったから恋しくなってな」
「ふーん。仕事終わったの?」
「ああ。2週間は居られるぜ。」
Kは意を固め、Dに問いかけた。
「じゃあそれまでずっと一緒に居てくれる?」
「Ky…y、どうしたんだ?ずいぶん積極的だな!」
「たまにはイイでしょ…」
Kは恥ずかしながら
嬉しい顔をしていた。
「僕…もう寝る。」
「ちょっ!K!!そりゃねえだろ~もっとイチャイチャしようぜー」
Dを無視して僕は
眠りについた。
パシン、パシン
「K!!なんでこんなことが出来ないの!!」
母親はいつも自分の言うとおりにしてくれない僕に
いつも当り、毎日、叩かれて痣がますます酷くなっていった。
そんな日常が終わりを迎えた。
Kに一目惚れした
Dは戦う度にチラチラ覗かせる痣が気になってきがきじゃなかった。
それで俺はKに内緒でKの周りを調べてみることにした。
そしたらKは数年前から母親による虐待を受けていて、心も体を傷つきまくっていた。
俺はKが心配なので
Kに勝手で悪いが
戸籍を変えさせて
母親からKを離した。
Dのお陰でKの体の痣はだんだんと消えていって2週間越す頃には
跡形も無くなっていた。
「Kに今まで黙ってたんだがお前の戸籍を変えさせてもらった。
血は繋がってないが
俺たちは家族だぜ!」
「家…族?」
「おう!家族だぜ!」
DはKの頭を
撫でて抱き締めていた。
これからKは誰にも
渡さないぜ!!
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