丑の刻参りの惨劇

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そして四人で夜景をながめていました。 後輩の女の子が展望台の手摺りを背もたれのようにしてこっちをむいて喋つすりの反対側は断崖絶壁の崖でした。 突然のことでした。女の子の真後ろを白い何かがすごい勢いで崖一直線に落ちていったのです。僕は何がなんだかわかりませんでした。しかもちょうど女の子の後頭部のあたりで「パン!」と何か弾けるような音がしたのです。女の子も音が聞こえたらしく音がしたと同時に僕の顔を目を真ん丸にして 「え?今の…え?」 とわけがわからないようで問い掛けてきました。僕が今見た事をいうと当然のように気味悪がって帰ることになりました。そして…ここから僕のミラクルが始まります…
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